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課題: CPU移行後の性能を予測する。  〜 レベルアップ、ダウングレードしたときの性能予測


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GS / PRIMEFORCE / PRIMEQUEST(XSP動作機構)のCPU移行を検討中のお客様へ
 (特にベンダーのSEが常駐していないお客様へ)  

新しいCPUに変えたら性能はどうなるの?
当たり前の質問に、どうして誰も答えてくれないのでしょうか。

 GS21、PRIMEFORCE、PRIMEQUEST(XSP動作機構)の性能予測は、弊社しかできません

現在(2011年10月28日)でも弊社しかやっていないようです。
そんな訳ないと思いますよね。でしたら、SEか営業に次の質問をしてみてください。

「うちのホストを新しいCPUに変えたら業務の処理性能はどうなるの?」


●予想される答え

 ・業務や運用によって違うので簡単には言えません。
 ・CPUバウンドの処理はけっこう速くなります。【CPUレベルアップ時】
 ・どのくらい遅くなるかは全くわかりません。  【CPUダウングレード時】
 ・ほぼ同等ですが、遅くなる処理もでてきます。 【同等性能のCPU】
 ・今の性能は保証されます。          【移行パスのCPU】
 ・持ち帰って検討します。(弊社に依頼がくるかも...)

◎弊社、性能予測回答例 (CPUのダウングレード時)

 バッチジョブは、平常時は約1.1倍、過負荷時は約1.4倍遅延します。
 オンラインジョブは、最新のDASDを導入すればCPUを落としてもレスポンスは約1割向上します。



 質問にお答えします。

どうして弊社しかできないのか?
 システムの見える化に積極的に取組んだ結果、システムの特徴を把握し、画期的な性能予測手法を独自に開発したからです。
 具体的には、CPU/IO頻度分析を行ない、複数の性能モデルを作成し、シミュレーションを行なっています。

どんなデータを使うのか?
 一般的なPDLとSMFを使います。ざっくりとした予測ならPDLだけでもできるのが特長です(上図の性能予測はPDLだけで実施)。

業務ごとに性能は異なるのではないか?
 その通りです。業務ごとに性能モデルを作り性能を予測することもできます。
 ある業務がホストから切り出されたときの影響もわかります。

上の回答例のほかにどんなことがわかるのか?
 サンプル「A市役所様向け 性能予測報告書」(10ページ)をご覧ください。
     (目次)
       1.調査の概要
       2.結論
       3.現状分析
       4.CPUレベルアップ時の性能向上予測

 もちろん、CPUのダウングレード、AVMによるシステム統合も予測可能です。

実機でベンチマークテストを検討しているが。

くれぐれもこんなことだけはお止めください。

  お客様:「新しいCPUを入れるとどれだけ速くなるのか教えて欲しい。」
  SE/営業:「プログラムとデータをお借りして、社内でベンチマークテストをすればわかります。」
        「ただし、費用と時間はこれだけかりますし、お客様にも色々と協力をお願いします。」
   ・・・
  数ヶ月の時間と、もはや把握不能な人件費、諸経費。
  休日出勤、寝る時間も削った作業(実はトラブル対応の待ち時間)で心身ともにボロボロのSE。

  ダメ出しは、テスト結果のレビューで、「こんなテストじゃ、意味ないよ」の無責任な一言。

メインフレームでのベンチマークテストは、出てくる結果の精度を考えても、時間、お金、技術者等々の浪費であり、
お客様にも多くの迷惑をかけます。正直に言うと、やってはいけません。
性能予測の結果(仮説)を検証するための実機テストなら意味はありますし、工数も抑えることができます。

ベンチマークテストよりも精度の高い予測が可能になったことを、皆様に自信を持ってお知らせします。

性能予測が簡単にできるようになった効果
 ・リスクをコントロールして、CPUをダウングレードすることが可能になった。
 ・無駄なCPU増強をすることがなくなった。
 ・どの資源に投資するのが最も効果的なのか、明確にわかるようになった。
 ・お客様自身が判断できるようになった。

GS性能コンサルティングで、性能予測を行っているうサービスを紹介します。

 GSメタボ診断サービス
 平均的な性能モデルを2〜3個作成し、CPU能力を変えたときの処理時間の変化をシミュレーションします。
 性能モデルは以下のような観点で作成します。
  ・バッチ業務全体(またはオンライン業務全体)
  ・CPUバウンドの処理、I/Oバウンドの処理

 性能予測サービス
 性能データから複数のジョブ(群)の性能モデルを作成し、CPU能力やI/O性能を変えたときの処理能力をシミュレーションします。
 性能モデルは以下のような観点で作成します。
  ・バッチ業務全体、オンライン業務全体
  ・CPUバウンドの処理、I/Oバウンドの処理
  ・特定のジョブ(群)、特定のプログラム ・・・ ジョブの稼動分析にて判断

 CPUサイジングサービス
 代表的な業務ごとに性能モデルを作成し、性能予測をし、CPUをサイジングします。
 性能モデルは以下のような観点で作成します。
  ・○○業務のバッチ処理、オンライン処理
 ホストから△△業務を切り出したら、CPU能力を下げられるか評価します。

 詳細は、「課題:メインフレームの運用コストを削減する」もご覧ください。

 詳細はこちらからお問合せください。
          ↓↓↓
問合せフォーム

追伸
 
 ここに記述した内容は、大手のお客様では、常駐しているSEや専門部隊が数人月〜10人月以上をかけて行おうとしているものです。
 これをSEが常駐していない(全然来ない)お客様を対象に、1週間〜1ヶ月程度の期間で、適切な性能改善やサイジングを行い、コスト削減を図ろうとするものです。
 専門技術はもちろん、これを成功させるためには、現場、スピード、そして智恵が大切です。  
 メインフレームが世間で言われるレガシーシステムでなく、10年先も企業価値を生み出す経営資源であり続けるために、お役に立てればと考えております。

 
2007年1月作成 2011年10月更新
株式会社アイビスインターナショナル
代表取締役 有賀 光浩

株式会社 アイビスインターナショナル株式会社 アイビスインターナショナル 134-0003 東京都江戸川区春江町4-17-12
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